111鞍目

少しずつ涼しくなってきて、少し汗をかく程度の良い運動になりつつある頃、111鞍目、ベーシックA、馬はオーベロン、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・馬装、馬装点検

・常歩 元気よく歩かせる、気をつけ

・速歩 どんな合図で速歩が出るか、出たら手綱を張る

・発進、停止、移行(速歩⇆常歩) 姿勢に気をつける

・誘導(中央線) 隅角、蹄跡

<コメント>

オーベロン4回目。虫を嫌がって少々足をジタバタさせていた。頭がどんどん上がってくるので、拳はたてがみに添えるくらいの位置で置いておく。軽速歩はものすごくスムーズに出せた。前と近かったら正反動、離れたら軽速歩。正反動取りやすい。

<インストラクターコメント>

ナイスペア⭐︎コントロールでした!右の踵上がらないように。

<振り返ってひとこと>

ベーシックAでこれだけの内容をこなすことはあまりありません。馬の動きが良く、人の合図も馬に伝わる状態だったんたど思われます。秋くらいは虫が良く飛んでいて、それを馬が嫌がって足を振り回すので、近づくときや騎乗時に注意が必要です。馬専用の虫除けスプレーがあるので、馬装時にシュッとひと吹きしてあげるとリスクが減ります。先生の指示にはきちんと従いながら、その中で自分にできる練習をしていたことがわかるコメントです。ペースコントロールもうまくいっていたようで、楽しいレッスンだった、と思われます。

110鞍目

駈歩レッスンに出た後のベーシック馬場レッスンは、なんだかものすごくホッとします。110鞍目は、ベーシック馬場、馬はエルクラージュ(クロフネ産駒)、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩

・正反動

<コメント>

エルクラージュ初騎乗。大きい。専用ゼッケン以外は自前のものを使ってOK。なかなか走ろうとしない子らしいが、割とスムーズに速歩出た。・・・が、すぐに常歩に戻る。反動が大きいので正反動はやりにくい。やりにくい中でも、いかに馬のリズムに合わせて正反動をするか、考えながら乗った。

<振り返ってひとこと>

レッスン内容についていくことに必死になっていると、自分は何をしたら良いのかと考える暇というか、余裕がありませんが、駈歩レッスンに出始めたことにより、少し自分自身に余裕ができ、乗りながら、馬に動いてもらうためにどうすべきかを考えることができるようになってきました。考えて行動に移す、ところまでいけたのかは、コメントからは分かりませんが、行動に移した結果がどうなって、そこからまた考えて実行に移す、ということを繰り返していくと、馬もだんだん学習して動くようになってきます。レッスン後半になっていくにつれて、馬の動きが良くなっていれば、それは良い合図が送れているということがわかりますが、この時点ではまだその域には達していないようです。

馬がレッスン後半になっても動かないと「ヤバイ!」と焦りますが、そうならないように、レッスン開始時からきちんと馬とコンタクトをとっていくのはとても大事です。

109鞍目 2回目の駈歩体験

ベーシック駈歩に行っていいよ、と先生から言われてもベーシックAとかベーシック馬場に出ていました。有給を取る時に、追加で予約を入れると駈歩が入ってくるようになってきた頃です。

ベーシック駈歩B、馬はシーザー、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩、速歩、正反動

・駈歩の発進

<コメント>

シーザー3回目。駈歩の揺れは大きい方らしい。駈歩の発進、継続が前回よりできたような気がする。前との距離を気にしなくて良いので、動きについていく(馬の動きに身を任せる)こともホルダーなしで行けた。長鞭の使用もこれから少しずつ始めていく。

<振り返ってひとこと>

駈歩の揺れをシーザーしかまだ知らないこの頃は、とにかく駈歩の発進の仕方と揺れへの恐怖心の払拭、慣れる、を意識していました。先生に繋がれた状態での駈歩なので、馬に変な動きをされる心配はありませんが、今までとは違う動きをされるところに身体が硬くなっていました。

駈歩発進は、先生方の話を総称すると、脚は右脚をほんの少し後ろへずらし、左脚で優しく圧迫して出たら正解、のようです。出なかったら、圧迫を強くしていくか、長鞭+圧迫を使って駈歩であることを馬に伝えることが大事です。駈歩が出てからも姿勢が前のめりにならないように、腹筋と背筋を使って鞍にしっかり座っていられるようにします。腹筋、かなり鍛えられます。

108鞍目 季節の変わり目を実感

夏はとても暑いクレイン東海。馬も夏バテ?というくらい動かなかったこともありました。季節が秋に変わりつつあるこの頃に、真夏に乗って以来の馬に乗りました。

ベーシックA、馬はジャスパー、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・ブレーキ

・軽速歩、正反動

<コメント>

ジャスパー3回目。真夏を越えたからか、今日は止まる、下がる等なく、うまく乗ることができた。前の馬が近いと喰らいつきにいくらしいので、少し距離を取った。速歩もすんなり出て、正反動も練習することができた。隣のレッスンにいた仲良くなった先生から「10月から(ベーシック)駈歩Aだよね?」と妙な圧力をかけられた。

<振り返ってひとこと>

仲良くなった先生は、私の騎乗レベルを上に見過ぎている、と言われる度に思うのですが、結局は先生の思惑通りにレッスンを入れてしまう私です。そんな私ですが、夏にジャスパーに乗ったときは本当に怖かったです。普段通り乗っているつもりなのに、全然動かない、合図に反応しない・・・。これは本当に怖いです。動かなかったからよかったですが、もし暴走でもされたら、ひとたまりもありません。ジャスパーは、真夏がとても苦手だったんだな、と秋に再び乗って、理解しました。人間だって暑さに強い人、寒さに強い人、色々いますもんね。馬だって同じなんですね。

入会して間もなく1年が経過する、つまりは四季が1周する、ということです。春夏秋冬、馬だって日々違うんです。その日の馬のコンディションに合わせていかに上手く乗ることができるかが大切です。

107鞍目、先生にベタ褒めされる

ベーシックA、ベーシック馬場のレッスンにもすっかり慣れて気持ちに余裕を持って乗ることができるようになった107鞍目、ベーシック馬場、馬はハニー、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩

・正反動

<コメント>

ハニー3回目。前回乗った時の良いイメージが残っていて、そのイメージで乗ったらとても良い感じに動いてくれた。先生から「凄いな!」を何度も言っていただけるくらい、軽速歩のペースコントロールができていた模様。正反動をするには揺れが大きめだったが、なんとかお尻が浮かないように頑張った。

<振り返ってひとこと>

何かあったわけではないのですが、軽速歩、正反動でペースコントロールがしっかりできている、と言われるようになったのがこの頃です。駈歩のリズムを体験し、上には上がいる、私はまだまだ、と思っていたので、レッスン中に先生から「凄いな、それ、ハニーだよね」と先生がびっくりするレベルでうまく乗れているとは思っていませんでした。このレッスン、子どもが動画を撮ってくれていたので、その「凄いな!」を何度も見返してはニヤニヤしています。ハニーは軽速歩になると、どんどんペースが早くなっていくらしいのですが、一定の速さで走らせ続けられたことがすごいことだったらしいです。

こうやって、少しずつ、私にもできる、ということが増えていくともっと乗馬にも自信がついてくるのかなあ、と思います。

106鞍目

秋の気配が近づいてきた頃、ベーシックA、馬はシェルブール、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩

・誘導

・右回りの常歩、軽速歩

<コメント>

シェルブール3回目。自分がほんの少し上達したからか、この馬の良さがとても良くわかった。合図に
従順。軽速歩も早すぎず遅すぎずとても良い速さ。揺れが少ないので、正反動しやすい。右回りの
軽速歩は滅多にやらないので、違和感がすごかったが、何周かしたら少し慣れた。

<振り返ってひとこと>

軽速歩が怖かった頃、ビビりながら乗っていた時と比べたら、軽速歩も恐怖心ほとんどなく乗る
ことができるようになってきたところに自分の上達を感じていたようです。軽速歩の練習になると
先生を横に最低1人は配置してもらっていた頃が懐かしいです。乗馬では基本は左回りでレッスンを
します。レッスンレベルが上がると右回りも練習するようになり、4級ライセンスを取得する頃には
必須でできるようにならなければなりません。左回りばかり練習しているので、右回りになった
途端、なんとも言えない気持ち悪さがあります。重心が心臓から遠くなるから、という説もあるそう
ですが、こればかりは練習して慣れるしかありません。そういう意味では、この回で練習をする
ことができてラッキーでした。

乗馬の魅力

馬との関わり(?)は競馬からの私ですが、気づけばものすごく乗馬大好きになっていました。
なぜ、こんなにも乗馬大好きになったのか、今回はそのことについて、自己分析してみます。

①馬の目が澄んでいてものすごくキレイ

乗る前、洗い場で一緒にレッスンを受ける馬のそばに行きます。その時に、「今日はよろしくね」と
声をかけながら馬の首を撫でます。気性の荒い馬もいますが、どの馬の目もとてもキレイで、
いつまででも眺めていられます。見つめ続けたいのですが、レッスンが控えているので、ほどほどに
しなければならないのは、少々辛いところです。

②レッスンで自分の合図にきちんと反応してくれた時、めっちゃ嬉しい

当たり前ですが、馬は言葉を話すことはできません。こちらが行っていることはなんとなくは理解
している節もありますが、基本的にレッスン中は脚の合図で馬に指示を送ります。ベーシックCでは
歩いて、の指示は馬のお腹を蹴るのですが、これ、結構心が痛みます。馬は痛くないのかな、と。
レッスンレベルが上がっていくと、圧迫で常歩、速歩、駈歩を賄います。こちらの方が、馬に優しい
のでは、と勝手に思っています。先生の号令で常歩、速歩、駈歩をしますが、号令と同時に動いて
くれた時は「やった!」という嬉しさと「できた!」という達成感が凄いです。ドーパミン、
出まくりかもしれません。

③ホースセラピーは本当に存在する

メンタルが豆腐な私、良く凹んだりストレスを抱えたりして、表情が抜け落ちることがあります。
そんな時、乗馬クラブに行って、馬と接すると心がホワっと温かくなって、自然と表情が戻る、と
いう発見が最近ありました。ホースセラピーという言葉は聞いたことがありますが、医師がそばに
いて、何か指示を受けながらするのかな、とか思っていたので、ただ自分が馬と接して癒される
だけで充分に効果がある、と確信しました(個人的見解です、あくまでも)。

にんじんを持っていって、馬におやつとしてあげる時、馬房から一生懸命顔を出して人参を
食べようと必死になっている姿もめちゃくちゃ可愛いです。

人参欲しさに頑張って顔を出している、ガッシャブルム

最近は、馬房で寛ぐ馬たちを隠し撮り(!)するもの楽しいです。レッスンでうまくできなかった
時は凹みますが、乗馬クラブには、可愛い、楽しいがたくさんあるところです。興味がある方は、
一度体験乗馬に行ってみてはいかがでしょうか。おススメです!

105鞍目

乗馬を初めてから週末は乗馬クラブで過ごすことがしっかり定着したなあ、と実感した
105鞍目、ベーシック馬場、馬はギブソン、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

<コメント>

ギブソン3回目。やっぱり速歩発進早い。前との距離に四苦八苦。軽速歩と正反動を交互に
やりたいのに、常歩になってしまう。脚にはしっかり反応してくれるので、常歩になったら
すぐに速歩発進ができるようになりたい。どの馬とでもきちんとコンタクト取れるよう、
次も頑張る。

<振り返ってひとこと>

ベーシック馬場レッスンにも慣れてきて、自分にまだできていないところを探して、直せる
ようなコメントを残しているな、と思いました。乗馬に限らず、基本ができていないと、
その先の難しいことはできません。そこまでの考えは(多分)なかったと思いますが、
どの馬でも先生の「速歩、進め」の号令ですぐに速歩ができるよう、常歩の時から馬に少し
ずつ合図を送ってどんな反応が返ってくるのか探ることはしていたと思います。それが速歩
出るかな、というところまではまだ至っていないので、練習を重ねていこう、と決意を
新たにした記録でした。

104鞍目

ベーシック駈歩Bデビューしましたが、まだベーシックAに乗っていました。馬装が自分1人で
できるようになって、先生から「ベーシック馬場に行っていいよ」と言われたら、ベーシック
馬場で乗ればよかったんですが、自分に自信がなくて居続けてしまいました。

馬はオーベロン、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・脚を使う練習

・手綱を持つ練習

・軽速歩

・誘導 中央線

<コメント>

オーベロン3回目。今日はとても良く動いた。独特な走り出しを感じることなく軽速歩が出た。
前との距離が近くなったら自主的に正反動の練習。なんとなく遅い速歩を継続できた。誘導も
中央をまっすぐ歩かせることを意識したが難しかった。

<インストラクターコメント>

バランス良く乗れていました。

<振り返ってひとこと>

先生から騎乗について指摘されることなく、良く乗れていた、と褒めていただけるのも、自分の
騎乗レベルが上がっているからである、と言うことがまだ理解できていませんでした。子どもの
上達ぶりが凄すぎて、自分なんてまだまだ全然、といった感じだったんです。悪いところがあれば、
先生は容赦なく言ってくださいます。それがない、と言うところにもっと自信を持てるように
なれればいいのに、と振り返って思います。「できた!」があればそれで良い、と思うことも大事、
なんです。

103鞍目、台風来てても乗っちゃう

秋頃になると台風がやってきます。人馬の安全が第一なので、乗馬クラブが危険と判断したら、
レッスンは中止になります。中止になるかどうか微妙なところで予約を入れていたので、ダメ元で
行ってみて、乗れたらラッキー、と思って行った、103鞍目、ベーシックA&馬場、馬は駿、鞍は
馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

<コメント>

駿、初騎乗。腹帯を締める時に怒る。何をするのものんびり。速そうな名前とは裏腹に速歩、遅い。
加速させたつもりでも速さを感じない。先頭で速歩した。遅かったけど、後ろでアグネーゼがゴネて
いたおかげで、ゆるーくレッスンできた。

<インストラクターコメント>

姿勢がとてもキレイでした。合図は最初、多めにおくると良いと思います。

<振り返ってひとこと>

初めましての先生で、台風が近づいている中でのレッスン、人が少なめで先生が多め、という珍しい
状態でした。そんな、私の騎乗を初めて見る先生から姿勢がとてもキレイ、と言っていただけたのは
すごく嬉しかったです。本当は、この後、もう1レッスン入れていたのですが、台風接近のため中止と
なってしまいました。そんな日もあります。