121鞍目 90分レッスン

ベーシック駈歩Aレッスンに出始めましたが、90分間、レッスンに耐えられる気がしなかったので、ベーシックA&馬場の90分レッスンに参加しました。馬はハニー、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、速歩

・輪乗り、巻乗り(常歩、軽速歩)

・右手前変換、左手前変換、中央線

<コメント>

ハニー4回目。ハミが本当に好きではない子で、くわえさせるのに大分手間取ってしまった。今日は首の上下が激しく、何度も前のめりになってしまったが、90分間、色々できて楽しかった。前の馬(ミライ)のペースが遅く、速歩しても追いついて常歩に落ちてしまったのが残念だった(もっと速歩の継続を練習したかった)。右回りの軽速歩は違和感すごかったけど、ハニーは平気そうだった。

<振り返ってひとこと>

子どもには完全に置いていかれており、この日、子どもはベーシック駈歩A90分に参加していました。私は、A&馬場の90分に耐えられるだけの体力と技術力がついたことに、継続は力なり、というのは本当なんだなあ、と身をもって感じました。今回のレッスン内容に駈歩が加わると4級取得が可能となってきます。この頃は、まだ4級なんて先のまた先の話と思っていました。とにかく慣れる、余裕を持って乗る、ということを心がけていました。懐かしい・・・。

120鞍目 子どもと一緒にレッスン

前回のベーシック駈歩Aで盛大に凹み、その後で子どもが私のヘタレっぷりを先生から嬉々として聞かされていた、と聞いて笑いが取れてよかった、と変なところで前向きな姿勢を出してみました。

120鞍目はとても久しぶりに子どもと同じレッスンでした。ベーシック駈歩A、馬は前回暴れていたボヌール(ディープインパクト産駒)、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩、速歩でのバランス練習(立つ立つ座る)

・駈歩発進

<コメント>

ボヌール初騎乗。前回のレッスンで暴れていた1頭。軽速歩まで暴れられることなくすんなりできた。速歩のバランス練習は全くできなかった。駈歩発進は何度かできたけど、すぐ速歩に落ちてしまう。先生から「馬にビビりすぎ」と言われる。駈歩の維持は脚の圧迫。まずは駈歩のリズムに慣れ、発進後、少しずつ脚の位置を戻していく。レッスン後、前回の担当だった先生から、「昨日、よく暴れてた子だよ。全然大丈夫だったじゃん」と言われた。ちゃんと乗ることはできていた模様。

<振り返ってひとこと>

馬もやられて嫌なことに対しては、何かしら抵抗を試みます。それが暴れる、だったり後ろに下がる、だったり、尻っ跳ねだったりするわけです。それをされないためにどうするか。姿勢良く乗ってあげる、とか、脚に対する反応を見ながら徐々に合図を強くしてみる、とか、前との距離を適切に保つ、とか、人にできることがいくつかあります。それでも暴れられたり跳ねられたり、下がられたりしたら、先生がアドバイスをくれるので、それに従うのが賢いかもしれません。

考えながら馬を動かす、ということはまだ慣れていないので、動かす方に神経が行ってしまって、考えないでいると、痛い目に遭います。痛い目に遭いながら上達していくことを、この頃の私はまだ知らなかったなあ、と振り返ると分かります。

119鞍目 心折れるレッスン

レッスンレベルが上がっても、それなりについていくことができたベーシック馬場までとは、ちょっと違うベーシック駈歩A、馬はドルチェリモーネ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩、速歩

・半減脚→手綱はブレーキ、脚は圧迫
 速歩から常歩にするときに、馬に停止ではないと教える方法

<コメント>

ドルチェリモーネ初騎乗。軽速歩の速度が早くて姿勢が前傾する→怖い→さらに前傾する、の悪循環に陥る。とても駈歩発進はできそうになく、見学にさせてもらった。ハネる、とか暴れることなくレッスンが終わってよかった。他の馬も下がる、ハネる、暴れるが激しくて見てても怖かった(トライデントミノル、ボヌール)

<振り返ってひとこと>

速歩で怖い、は久しぶりのことでした。小さめのサークルでそこそこの頭数の馬がいて、前との距離を確保しづらかった、というのもありますが、とにかく速度についていけませんでした。駈歩なんてしたら、落ちる!と思ったので、先生に「やめとく?」と聞かれて、思いっきり首を縦に振りました。ベーシック駈歩Aになると馬の癖もだいぶ強い子たちが増えてきます。距離が離れると止まったり下がったりする、とか、とりあえず尻っ跳ねしとくか、という感じで跳ねる子、なんか暴走してる子、とか色々います。そういう馬たちも制御できるようにならなければ、危なくて広い馬場で乗ることはできないのだろうと思います。

私はまずは速い速歩の克服が先かな、とこの時点では思いました。

118鞍目

とりあえず、あまりできていなくても出てしまっていました。ベーシック駈歩A、馬はアグネーゼ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

・駈歩の発進

<コメント>

アグネーゼ5回目。厩舎からすんなり出てくれて、馬装もスムーズ。鞭は長いのを右手に持って、止まる前、止まったらすぐにパチン。速歩はペース上げても大丈夫だった。駈歩は1、2回出た。ちゃんと姿勢良く、しっかり脚の合図と鞭、3拍子揃うとこの子は駈歩が出るらしい。動くようになるまでが大変。

<振り返ってひとこと>

アグネーゼは反応は悪くないのですが、前との距離が開いてしまうと止まったり下がったりするので、できるだけ前の馬についていくことが常歩の間、軽速歩、正反動の時、忘れないようにしなければなりません。先生がよく使う言葉で、「馬は合図がないと何をしたらよいか分かりません。ちゃんと合図を送って、馬に指示を出して、自分の意図しない動きをしたら叱るんですよ」があります。本当にこれで、軽速歩まできちんと動けるようになれば、駈歩はそこそこできます。逆にそれが疎かになっていると、駈歩どころか速歩も出なくなります。何も考えなくても乗れていたベーシックAまでとは違い、常に馬の様子を観察し、適切なタイミングで最適な合図を送ることを常に考えながら乗らなくてはなりません。身体も頭も使うので、結構疲れます。

117鞍目

ベーシック駈歩Aデビューを無事に終えてから、ホッと一息、安心して次のレッスンに参加しました。ベーシック馬場、馬はパルムでした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

・速歩の発進、停止

<コメント>

パルム5回目。前回は軽速歩が怖かった時。今日は少し自信を持って乗ってみた。反応鈍め、と言われたが、ほぼ脚だけで乗ることができた。やっぱりペースコントロールがしっかりできていて、歩度を伸ばす、詰めるがちゃんとできていた、と先生から言われた。基本に忠実に次も頑張る。

<振り返ってひとこと>

駈歩レッスンはどんな流れでレッスンが進むのかがまだ良くわかっていないので、勝手知ったる馬場レッスンは安心して乗ることができるようになりました。軽速歩への恐怖心もほぼなくなり、過去の自分よりも今の自分の方が確実に上達していることが実感できるレッスンとなりました。気持ちに余裕を持つこと、馬が動かなくても焦らずじっくりコンタクトを取り続けること、これが大事なんだなあ、とつくづく思います。

116鞍目 ベーシック駈歩Aデビュー!

ベーシック駈歩Bを3回で卒業するという、「普通の人」と同じ回数でいそいそとベーシック駈歩Aデビューの日を迎えました。馬はパンペルジュ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩、正反動

・駈歩の発進

<コメント>

パンペルジュ初騎乗。揺れ少なく正反動しやすい。記念すべきベーシック駈歩Aデビュー。反応のとても良い子だけど、前との距離が近いとちょっかいをかけにいってしまうらしいので、距離感を意識した。駈歩の発進は何度か挑戦してみた。意外とできた。発進してからの脚の位置をもう少し前にすると良い、とアドバイスをもらったので、次回やってみようと思う。

<振り返ってひとこと>

落馬から約半年で駈歩レッスンに出られるレベルまで来られるとは思ってもみませんでした。ただ、初めてのレッスンということもあり、ここで自分は何をしなければならないのかは良くわかっていないな、と振り返ると分かります。駈歩の発進ができただけではダメで、少しでも継続ができるよう、色々と工夫しながら乗ることが求められます。小さめのサークルで内ラチがある状態なので、馬としては走りにくいのですが、速歩になったらすぐ常歩に落としてすぐに駈歩発進させる、ということを何度も繰り返して、馬に駈歩であることを伝え続けなければなりません。まずはそのことに気付けるか、というところが最初の課題でした。

115鞍目

前回のレッスンから引き続いて乗った115鞍目。ベーシック馬場、馬はグロリアスダッド、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩

・輪乗り、巻乗り

・右手前変換

<コメント>

引き続いてのグロリアスダッド2回目。騎乗時にバスティアがひっくり返ってびっくりした。他はハッピーランナ。乗ったことがある馬たちを従えて先頭担当。ハッピーランナが本当によく止まっていた。先生から「ナイスペースコントロール」と言っていただけた。ここ最近、ペースコントロールがうまくいっている気がする。

<振り返ってひとこと>

ペースコントロールができるようになった、と感じているということは、次のステップへいくことができる準備が整った、ともいえるのかな、と思います。全ては基本に忠実にしていなくては、上のクラスのレッスンにはついていけません。土台をしっかりと作って、上のクラスへ上がっていく。自分的に理想の形がこれです。次回からベーシック駈歩Aに入ります。ここからまた基礎を作っていかなくてはならない、と理解するのに時間がかかります。

114鞍目

見極めに合格して調子に乗っていた114鞍目、まだ調子に乗ったままです。ベーシック馬場、馬はグロリアスダッド(ルーラーシップ産駒)、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

<コメント>

グロリアスダッド初騎乗。馬房から出し、馬装までとてもおとなしくて人懐っこい。動きも良く、圧迫だけで操作できた。前の馬が遅くて大回りだったので、こちらも合わせて外を回らせ、距離を保つよう先生から指示された。揺れは少し大きい?からか、正反動はお尻が浮きやすかった。

<振り返ってひとこと>

部班運動の難しいところ、です。馬自体が遅い場合と人が上手く動かせていなくて遅い場合があります。この回は両方が重なってしまい、馬も遅いけど、人も合図を送れていなくてとにかく遅い、という状態でした。スイスイ動かせていた自分としては、ちょっとイラッとしますが、そこは怒っても仕方がないので、できることをやるしかありません。先生からの指示は、「お前ならできる」的なもので、内ラチがなくなる、初級クラスで実施するような、ちょっと高度な内容でした。これができれば、初級馬場に行っても迷惑をかけることは少ない、と後から見て分かります。

先々のことを見据えて練習に参加するのは、後々、ものすごく自分が楽できる、ということを、この頃の私はまだ知りません。

113鞍目 初めての専用馬

ベーシック駈歩Bは3回程で卒業してベーシックAへ行くんだよ、なんて言われて、そういうものなのか、と何の疑問も持たずに見極めをお願いしました。きちんと走ってくれる馬の方がいいよ、と先生からのアドバイスもあり、初めて馬の指名をしました。

ベーシック駈歩B、馬は駿、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩、軽速歩、正反動

・駈歩の発進、継続

<コメント>

駿2回目。常歩、歩度を伸ばすまでは順調。いざ軽速歩となってもなかなか動かず。走らせても(ギブソンと比べたら可哀想だけど)かなり遅い。駈歩は1回目でみっちり基礎を教わったので、駈歩発進、駈歩の継続姿勢が前のめりにならない、と意識した。シーザーよりも揺れはだいぶ小さかった。

見極め合格!ベーシック駈歩Aに行ってOK!

<振り返ってひとこと>

専用馬は、いわゆる指名料を支払ってその馬に乗るのですが、ここで専用馬にする必要はなかったな、というのが振り返ってからの感想です。どの馬でもできるようにならなければ、上級クラスに上がった時に苦労するのが、先にいっている子どもを見て感じるからです。

では、どんな時に専用馬を使うか、というと。

マンツーマンレッスン、ライセンス取得時などのかなり特別な状況の時に使うのが良いと思います。もちろん、この馬が大好きだから、というのを否定する気はありません。自分自身が使うならば、という前提でのお話です。せっかく指名しても部班運動すらできないとか、そんな目に遭ったら専用馬にしたことを自分なら激しく後悔する、と思うからです。

この後、しばらくするとベーシック駈歩Aに意気揚々と出て行って撃沈します。有頂天になっているのも今だけ、です。

112鞍目

1日2レッスン、平気になりました。筋力も体力もついてきたことを実感している112鞍目、ベーシック馬場、馬はギブソン、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩

・輪乗り、巻乗りの常歩、速歩

・正反動

<コメント>

ギブソン4回目。さすがに速さにも慣れた。ボロで止まらない良い子。変な所で賢くて、輪乗り、巻乗りの時にシレーっとショートカットされた。「速い」への対処は脚で鞍をしっかり挟んでから手綱を引く。引きすぎると常歩になるので、その辺の匙加減を覚えていきたい。

<振り返ってひとこと>

速さに慣れた、と書いてはいるものの、多分ちょっと怖いと思っています。コメントで強がることないのに・・・、と過去の自分に苦笑です。ボロをしていても馬は動けるらしいのですが、頑なに止まる馬もいます。

脚で鞍をしっかり挟んでから手綱を引く

これ、めちゃくちゃ大事で、ベーシック駈歩A以上ではできて当たり前、できなければ先生に指摘されます。駈歩発進の前に必ずといっていいほどすることなので、この基本は絶対に押さえておかないと後でものすごく苦労することになります。言われていたのに、速い馬にだけすればいいと思っていたんでしょうか、この頃の私・・・。