130鞍目 J・GⅢ馬に乗る④

駈歩になかなか慣れることができなくて悩んでいた頃、ベーシック駈歩A、馬はドリームセーリング、
鞍はクロノスでした。

<レッスン内容>

・常歩

・軽速歩

・駈歩

<コメント>

ドリームセーリング4回目。速歩まではよかったけれど、その後全然ダメ。早い速歩までは対応できたけど、そこから常歩に落ちない。イメージと現実のギャップが凄すぎて凹む。先生に姿勢悪い、と言われたのは久しぶり。3ヶ月ぶりのクロノスの鎧ですらダメだったから、相当ダメだったんだろう。

<振り返ってひとこと>

「速い」に恐怖心があったがために、こんなことになりました。ドリームセーリングは、尻っ跳ね、後退、止まるなどの乗り手が困るようなことは一切しません。そういう意味ではめちゃくちゃ乗りやすいのに、速さにビビって上手く乗ってあげられませんでした。

姿勢が悪いと馬の速度が上がっていく、とわかっているのに前傾姿勢になってしまう、という悪循環に陥ってしまいました。先生も速歩までは大丈夫なのに、なんで駈歩になると急にダメになるの?という不思議顔をしてきますが、それは私が駈歩に慣れていないから、練習が足りないからです。これが克服できなければ、もっと上のクラスなんて夢のまた夢。精進あるのみです。

今年最初のGⅠ、フェブラリーステークス

気づけば今年の中央競馬でもGⅠが始まります。最初はダート王を決めるフェブラリーステークス。子どもの乗馬レッスンの時間と重なってしまい、前哨戦は全く見ることができていません。そんな中で選んだ馬券は・・・。

1番人気に支持された、レモンポップ(坂井騎手)
これが国内GⅠラスト騎乗の福永騎手騎乗のオーヴェルニュ

何がきてもおかしくない、突出して強い馬がいない印象を受けました。

さて、結果ですが・・・。

トリガミとなりましたが、今年最初のGⅠ、当てることができました。昨年、GⅠ初勝利を飾った坂井騎手、お見事でした。メイショウハリオ騎乗の浜中騎手、スタートでよく落ちなかったな、そして3着まできてすごかったです。

福永騎手も最後の直線、見せ場はありました。人気も結局10番人気でしたから、妥当な結果だったのかな、と思います。

今年もこんな感じでゆるーくGⅠレースを楽しめたら嬉しいです。近々やってくる、福永調教師を楽しみに待ちたいと思います。

129鞍目 余裕の有無を指摘される

ベーシック駈歩Aレッスンでは、まだ、全く余裕がない状態で乗っていますが、ベーシック馬場では心に大きな余裕を持って乗れていました。129鞍目、ベーシック馬場、馬はエルクラージュ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・速歩、軽速歩、正反動

<コメント>

エルクラージュ2回目。やっぱり馬が大きい。前回乗った時よりも速歩の継続、正反動ができた。先生から「今、この状態で(ベーシック)駈歩Aも乗ればいいのに」と言われる程度にうまく乗れていたらしい。駈歩がない、というところに心の余裕があり。少しずつ駈歩にも慣れていけたら。

<振り返ってひとこと>

駈歩レッスンはまだ自分の納得のいく状態ではないということをしっかりと認識しており、課題を見つけて、対処していこうという気力があるのが文面からわかります。先生から見ても、ベーシック馬場までは基本ができており、それを応用すれば駈歩レッスンもいい感じにいけると思っての発言なんでしょうね。すごくよくわかるんですけど、頭が理解しても、身体がついていくのにものすごく時間がかかるんです。攻略できるまでにはまだ時間がかかりそうですが、負けずに頑張りたいと、読み返して思いました。

128鞍目 J・GⅢ馬に乗る③

まだ安定して駈歩ができていない頃、128鞍目、ベーシック駈歩A、馬はドリームセーリング、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす

・速歩、軽速歩

・速歩⇆停止

・駈歩発進

<コメント>

ドリームセーリング3回目。速歩の早さにはついていけた(と思う)。駈歩は速歩→停止にできたら、脚の合図をしっかりすれば出る。数回駈歩出すことができた。速歩と似た早さでリズムだけ駈歩になるので、乗りやすい(気がする)。前との距離が近くてもちょっかいかけにいかなくてよかった。無口をめちゃくちゃ嫌がられた。

<振り返ってひとこと>

無口とは、洗い場に馬を繋いでおく時に使うのものなのですが、彼はそれが好きではないらしく、齧る、避ける、頭を上にする、等々、彼なりに頭を使って捕まらないようにしていました。これで繋がないと、どこかに行ってしまうので、背の高い男の方に手伝ってもらって、なんとか繋ぐことができました。ここのクラブで1番走るのが好き、と先生たちが口を揃えて言うだけあって、走ると早いです。その早さについていくことが、ここでやっと少しできるようになりました。

あとは、彼で駈歩がしっかりできればいいな、と思います。

127鞍目

駈足レッスンに出て凹んで馬場レッスンに戻って癒される、を繰り返していた頃、127鞍目。ベーシック馬場、馬はキングランナー、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす

・速歩、軽速歩、正反動

・誘導(中央線)

<コメント>

キングランナー3回目。前にいたハッピーランナが止まる、ショートカットする、と大変自由だった。先生はキングランナーのこと、好きではないと言うけれど、私は結構相性良い。速歩もすんなり出て、中央線もまっすぐ行けた。正反動取りやすく、速歩のときはずっと正反動していた。

<振り返ってひとこと>

馬が勝手に止まったり、ショートカットしたりするのは、乗っている人が馬のことをうまく制御できていないから起こることで、先生は、その点に対して、たいそうご立腹でした。私も何回かハッピーランナに乗ったことがありますが、そういった悪さをされたことがないので、よほどだったのだろう、と思います。人馬一体、という言葉の通り、馬の気分に人が合わせつつも、人が馬に対して動き方を指示して従ってもらう、ということが非常に重要である、と再認識したレッスンでした。

126鞍目

部班でのレッスンでは、まだ思いっきり他の方々に迷惑をかけながら乗っていました。126鞍目はベーシック駈足A、馬はアグネーゼ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩

・速歩、軽速歩で歩度を伸ばす

・速歩→停止

・駈足発進

<コメント>

アグネーゼ6回目。前にトライデントミノル(子どもが騎乗)。前がよくハネるのは知っていたが、距離詰め気味で常歩。速歩までは順調。駈足発進は、長鞭思いっきりバチン→すかさず脚の圧迫(とても強く)、がポイント。全然できず。発進したらしたで、私が前のめりになって、速歩になってしまった。

<振り返ってひとこと>

アグネーゼは、動きがおっとりしている子なので、常歩のときからしっかりと動かすことがポイントです。速歩までできて、速歩→停止までできているのに、駈足できなかったのは、馬に合った動かし方ができていないからです。私は鞭をあまり使わない、というか使えないので、鞭が必要な馬だと、動きの流れが悪くなりやすいです。今回ももれなく鞭を使う、ということに頭が行き過ぎて、脚を使うことをきれいさっぱり忘れてしまう、という残念なことが起きました。頭ではわかっていても、身体がなかなかついてこないという、歯がゆい思いをしたレッスンでした。

125鞍目

駈足がない、というだけでゆったり乗れていた頃、125鞍目、ベーシック馬場、馬はウィステリア(ハービンジャー産駒)、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩、正反動

・輪乗り

<コメント>

ウィステリア初騎乗。前にバスティア。近すぎると蹴りが飛んでくる。速足早くてすぐ前に追いついてしまう。ゆっくり軽速歩、努力した。角を通るときは少し内側に身体を傾け、直線は少し外側に身体を傾けると、どこを通ってもまっすぐ乗れているように見えるらしい。次回、挑戦してみようと思う。

<振り返ってひとこと>

長方形に近いサークルで練習したのかな、と思います。正円だったら「角を通るとき」がないからです。自分自身がまっすぐ乗れているのか、ということは見てもらわないとわからないことなので、この先生からのアドバイスは、今見ても「そうか、今でも無意識で何もしてなかったな」と気づいてしまいました。今日から乗るとき心がけようと思います。振り返ることで忘れていたことを思い出せるのも、よいですね。

124鞍目 再挑戦

ベーシック駈歩Bに出て、もう1度、頑張ってみた124鞍目。ベーシック駈歩A、馬はクールドアンジュ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩、軽速歩、正反動

・左内方脚で軽速歩

・駈歩発進、維持

<コメント>

クールドアンジュ初騎乗。前の馬と2馬身以上離れると扱いがめんどくさくなる馬、とのことで、ひたすら前の馬についていくことを心がけた。速歩早すぎることなく、スピード感ちょうど良い。揺れ少なく正反動も取りやすい。ベーシック駈歩Bでもらったアドバイスを意識したら、駈歩継続少しできた。駈歩発進の合図はものすごくしっかり、グリグリとやること。

<振り返ってひとこと>

この頃の駈歩継続は、3歩くらいでできた、と思っていました。1歩目で怯んでしまっていたので、2、3歩続けば継続できた、と思っていたんです。知らないって怖いです。継続できる時はサークル2〜3周できるようになった今では考えられませんが、この頃の私には、できただけよし、という感じがありありとします。・・・とはいえ、いきなり上手くなることはないので、この積み重ねが大事です。今回はここができた、次はあっちができるようになりたい。そのためにはどうしたらいいか・・・。考えて実行する。PDCAサイクルですね。

123鞍目 基本をもう1度

ベーシック駈歩Bは3回くらい出たらベーシック駈歩Aに行くんだよ、という先生の言葉を鵜呑みにした私がいけませんでした。普通の人の倍くらいは出ないとできるようにならないんです。基本がよくわからないまま、ベーシック駈歩Aに出続けて他の人に迷惑をかけたくないので、今回は基本に戻るべく、ベーシック駈歩Bに参加しました。馬はプリンス、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩、軽速歩、正反動

・駈歩の維持 常に停止、気をつけの姿勢を保つ
 馬の動きに合わせて・・・お腹を前に突き出すイメージ→正反動
          ・・・鞍の後ろでお尻を滑らせるイメージ→駈歩

<コメント>

プリンス初騎乗。動き始め、とてもおっとりしている。速さはちょうど良いくらい。操作は良いので、馬上でいかにバランス取るかが課題。早い常歩→駈歩発進できるよう、馬を自分のコントロール下に置く。駈歩の時は、ふくらはぎをしっかり馬のお腹につけ、股関節を使う。ふくらはぎがしっかりついていれば、鎧がズレたり外れたりが少なくなった。

<振り返ってひとこと>

駈歩の速さにもリズムにも全然慣れていなくて、少しでも「怖い」という気持ちが出てしまうと、姿勢が悪くなり、駈歩の維持ができなくなります。脚の位置もよくわかっておらず、駈歩している間に、鎧がズレたり外れてしまったりして、やはり駈歩の維持ができなくなっていました。そういう悩みはベーシック駈歩Aではなく、ベーシック駈歩Bで矯正するのが良いな、と私は思いました。

ベーシック駈歩Bは参加できる人数が元々少なく設定されており、多くても3頭くらいです。駈歩の体験なので、多すぎると先生が45分以内に対応できなくなるから、と思われます。自分の駈歩の番の時に先生にここが出来なくて悩んでいる、というと、克服できるようなアドバイスをしてくださいます。私には、それがとてもありがたかったです。

先生で選んだ122鞍目のレッスン

毎回、担当してくださる先生が違うのが部班のレッスンです。今回は、仲良くしてくださる先生のレッスンに参加したいがために、ベーシックAに出ました。馬はミモザ、鞍は馬場鞍でした。

<レッスン内容>

・常歩 歩度を伸ばす、詰める

・軽速歩

・輪乗り、巻乗り

<コメント>

ミモザ初騎乗。拍車、鞭必要なし。先頭を任され、部班となるよう気をつけながら乗った。揺れの少ない子で、正反動の練習ができた。輪乗り、巻乗りは余裕でできた。速歩の発進もスーッと出すことができて、楽しくレッスンを終えられた。

<振り返ってひとこと>

出られるレッスンレベルのひとつ下のレッスンは、先生も安心して見ていられるらしいです。私は特に何も言われず、先頭となるようにペースコントロールをし、指示通りに馬を動かしていました。全く構ってもらえないのは寂しいのですが、先生はうまく会話に入れてくれるので、楽しくレッスンが受けられました。土日になると先生でレッスンを選ぶ人がかなり多く、キャンセル待ちになることも多々あります。話術に長けている、というのもインストラクターに必要な技術のひとつなんだなあ、と思いました。