ここまでフルタイムで働きながら、合間に乗馬を楽しんでいましたが、色々あって、休職することになりました。原因は精神的なもので、体重が2ヶ月で10キロ以上減ってしまい、起きているのも辛い状態になり、医師から休職を命じられました。
数日間は横になってぼんやり過ごしていたのですが、このまま過ごしたらせっかくついてきた筋肉が落ちる&どんより気分のままになる、という危機感が湧いてきました。何をしよう、と考えた時に真っ先に思い浮かんだのが、「そうだ、馬に乗ろう」でした。
平日に乗れば騎乗料が少し安くて済むし、レッスン参加人数も少ないことは知っていたので、決めてからは早かったです。そんな状況下で乗ったベーシック馬場、馬はエルクラージュ、鞍はクロノスでした。
<レッスン内容>
・常歩 歩度を伸ばす、詰める
・軽速歩
・誘導(輪乗り) 常歩、速歩
<コメント>
エルクラージュ3回目。クレインの中で2番目に大きい子(1番はキャロラインレジーナ)。速歩が出ても常歩になることが多かった。→手綱を張り直して脚での圧迫をしっかりするように、と先生から言われた。脚の合図が弱めなので、もう少し強く合図できるようになりたい。
<振り返ってひとこと>
脚の合図が弱め、ということは馬に強く人の要望を伝えられていない、ということの裏返しでもあります。馬によっては、強い合図を嫌う子もいるので、その馬の個性に合わせた合図が必要になります。今回は、必要最低限の強さを満たすことができず、先生から指摘されてしまいました。エルクラージュは強めの合図でもOK、と学びました。次に乗る機会があったら、意識します。
手綱の張り直しも大事で、ダルダルに弛んだ状態で乗るのは、先々危険しかありません。手綱はブレーキをするため、方向を知らせるためにあります。張りすぎず、張らなさすぎず、ちょうど良い張りを意識することも大事です。馬に乗って、先生との会話を楽しんで、どんより気分がパアッと晴れたのがわかったのがこのレッスンでの収穫でした。