ベーシックC〜Aまでは馬に乗ることや馬装に慣れることが優先で、乗ったら馬の動きについていく
のに一生懸命になっていればよかったのですが、ベーシック馬場以降は、4級ライセンス取得に
向けて、色々とお作法的なものを覚えていかなくてはなりません。
今回は、そんなお作法をいくつか習ったので、それを記録しようと思います。
・「速歩〜」と言われたら正反動
先生が「速歩〜進め〜」と言ったら、基本的に乗り手の動きは正反動を指しているんだそうです。
速歩の号令がかかっているのに、軽速歩をしていると、先生からは「コイツ、わかってないな」と
思われてしまうそうです。
・「軽速歩〜」と言われたら立つ座る
速歩を続けているときに、先生から「軽速歩〜」と号令がかかったら、軽速歩(ベーシックCから
練習してきた走る馬の上で立つ座る)をします。厳密には速歩と軽速歩は別のものなんだなあ、と
この時に理解しました。稀にベーシックAとかベーシックBで先生が「速歩〜」と言っていることが
ありますが、そもそもこの頃は、まだ正反動という動きをほとんどやらないので、気にすることも
ありませんでした。
・指示がなければ基本は輪乗り
誘導をするときに、輪乗り、巻乗りをします。先生が「巻乗り」と言ったら、小さいサークルを
1周回ったら大きなサークルに戻ります。1回だけ、というのがポイントの巻き乗りです。輪乗りは
先生が「輪乗りを解いて蹄跡へ」と言うまで、それまで回っていたサークルをひたすらグルグル
回り続けます。先生がいつ何を言うか気をつけていないと、間違った所を通ってしまうので、話を
きちんと聞いていないといけません。
・手前は自分で合わせる
軽速歩をしているときに、先生から「手前の確認をしてくださいね」と良く言われます。これは、
馬の右前脚が前に出た時に人が立つ、をしていないと手前が間違っているから直しなさいよ、と
暗に言われています。手前を直すには、立つ座る座るとすれば合いますので、もし先生から
「手前が合っていませんよ」と言われたらすぐに直す癖をつけておくのが良いです。何だっけ?と
なると先生もガッカリしてしまいます。
他にも色々なお作法がありますが、ベーシック馬場で押さえておきたいお作法はこのくらいかな、と
思います。